2007年11月22日
海の大通り
浦賀から久里浜まで歩いてきた勢いで、フェリーで対岸の千葉にある金谷に向かいます。
久里浜の火力発電所が遠景になると、船の往来が急に増えてきます。東京湾の出入り口浦賀水道です。タンカーや客船など、1日に数百隻が行き交うこの大通りを横断するのですよ、このフェリーは。
大型船の間を縫いつつ進むので、操舵室も忙しそう。フェリーの最大速力は13ノット、時速24キロです。
なんと、この日晴海から最後の航海に出航した南極観測船「しらせ」が来ました。思ったよりも小さいな、と感じたのは海上だったからと、他にも大型船が何隻も見えていたせい。全長134m、排水量11,600t。大きいです。
金谷に上陸し、目の前にある鋸山に登りました。さっきまで居た三浦半島。うっすらと富士山も見えてます。東京方面はうすぼんやりとしてましたが、冬の晴れた日なら東京湾が見事に一望できますね、ここ。
こちらは館山側の眺め。奇麗な海岸線は保田地区です。
そして内陸。山、山、見渡す限りの山々です。この先に大仏さんとか石切り場跡等歩いて巡るコースがあるのですが、既に夕暮れ間近。行き当たりばったりの旅、終了ということに。ここから東京までは電車で帰りましたが、いや、遠いこと遠いこと。ちょっと遠くまで来過ぎたかなぁ。
京浜急行、東京湾フェリー、鋸山ロープウェイ、JR内房線特急。終わってみれば、実は乗り物三昧の1日でした。