2007年1月23日
海の戦い
と思いきや、貝は全然気にしていない、もしくは気が付いていない様子。もくもくと前進中。
貝の後ろに見える緑色の底面は、巻貝の食事の後。沈殿物の多い場所を辿って来たようです。ここらで触手の異常に気が付いたのか、おそらくチンチロフサゴカイと思われる本体は頭を出しつつ、触手を引っ込めようとします。
ところが、巻貝の表面はトゲのような突起物が多く、触手は絡まって引けません。焦る(?)チンチロフサゴカイ。
ここで巻貝、おもむろにターンし、更に絡まった細い糸をぶっ千切りつつ岩場の奥へと帰っていくのでした。本日の戦い、巻貝の勝ち。でもチンチロの目の前で方向を変えるなんて、わざわざ嫌がらせに来たみたいじゃないですか。