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2006年3月29日

渋温泉記その3

渋温泉、厄除巡湯外湯めぐり。

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石畳を踏みしめつつ、外湯をまわります。それぞれ効能が違う外湯が九つもあるのですから、文字通りどっぷりと湯に浸れます。

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源泉からくるお湯がかなり熱いので、まず水をじゃんじゃん入れて湯加減を調整します。比較的女性客の方が多いので、女湯は続けて入る場合が多くてなかなかスムーズに入れますが、男湯は入る間が空くので苦労してるみたいですね。水分を補給し、風に当たって身体を冷ましつつ巡ります。普通、これだけ続けて入ると温泉疲れというか、身体がだるくなったりするのですが、ここ渋温泉の湯の場合は全然平気です。むしろ入るほど身体が軽くなっていくみたいなんです。これは地元の人も、他の入浴客の方も言っていました。温泉とは、本来そういうものなのかもしれませんね。
そして最後は大湯で締めくくり。

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ここでは地元のお婆ちゃんに「みんな出るのが早いねぇ。もっとゆっくり入ればいいのに」と言われる。だって、九つですよぉ。いくら身体に負担のかからないお湯とはいえ、やはり限度というものが。もうどれだけ汗をかいたのか想像も尽きません。
さて、九湯終わって大湯前の高薬師へ参拝・・・・って何かとても凄い階段なんですけど、これ。

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温泉に最低9回は入って、最後にこの階段はなかなかの試練。しかし、登らなければならない理由があるのです。階段途中より大湯を見下ろす。

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無事お詣りして満願成就。なんといっても厄除巡湯ですからね(途中全然忘れてましたけど)。実は外湯各所にスタンプが置いてあるのです。入ったら記念の手ぬぐいにスタンプを押していきます。そして、最後はここ、高薬師にあるスタンプで厄除手ぬぐい完成。

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内湯、外湯と湯に浸かりまくった3日間。温泉三昧とはまさにこの事でしょうね。

九湯の説明はこちら 渋温泉ホームページ