2006年10月24日
箱根の山
急に思い立って箱根に行ってきました。ここは芦ノ湯方面から畑宿に下る山道です。芦ノ湖に向かう旧街道とは違い、通る人が少ない静寂の山道。自分達の足音だけが木々の間に響きます。
木の階段は土が流れ落ちている箇所が多く、ハードル状態。階段の無い場所は石がごろごろの沢道。なかなか足にハードな道なのです。滑る足下に気をつけながら下っていくと、間もなく川の音が聞こえてきます。
飛竜の滝に到着。
なかなか立派な滝ですね。水しぶきで上の方が白っぽく見えます。もちろんここでひと休み。滝の近くってなんでこんなに気持ちいいんでしょね。
水はひたすら冷たく澄んでいます。顔突っ込みたい気分だぁ。
滝を後にすると、道は川沿いに進みます。ところどころで道に転がる大きな岩。凄いな、物騒だなぁと思っていたら・・・。
落石と言うよりは、もろに崩れてないかい?時折こんな岩崩れの箇所を通りながらも緑の道を更に進みます。
途中、行き倒れの河童発見(どこに入り込んでいたんだ、カバンの?)
過酷な下りで足はかなり疲労してます。もはや頭の中は温泉に浸かることで一杯。湯上がりのビールまでが目の前をちら付き始めました。足は痛いけど、速度は自然に早くなっているような。山道コースの目的地、畑宿はもうすぐ。そこからはバスで下ります。次回はお宿のお話。