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2004年5月31日

NHK放送技術研究所

年に1度のNHK技研の一般公開に行ってきました。

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バスで行く少々不便な場所なのですが、朝から大勢の見学者がいました。

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展示はやはり今目玉のデジタルハイビジョンがらみのものが多かったようです。思えば1985年の筑波万博で見たハイビジョンは走査線1080本。今回公開していたスーパーハイビジョンは4320本!さすがに奇麗でした。でも正直それだけって言えばそれだけの話。私は1970年の大阪万博にも行きましたが、あの時の巨大スクリーンの洪水(どこもかしこもこればっか)に比べれば、インパクトは弱いように感じました、当時子供だったという事を差し引いても。新たな技術というよりは、現存映像技術の延長上にあるように思いました。

さて、最新の放送機材等展示の数々。
たとえば移動ロボットカメラとか

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インタラクティブ3D映像音響再生システム
(メガネで立体に見える映像をデジカメで撮ってみました。肉眼と変わりませんね、やはり)

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やけにギャラリーの多い展示が前方に

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ずわぁ〜と並んだカメラ!

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多視点撮影システムでした。マトリックスのあれですね。あぁ、ここはNHKだから「武蔵」の巌流島って紹介しなきゃいけないのかな。しかし、このカメラの数ったら。
インテグラル立体テレビやらハイビジョン新機材にまじっていきなり登場したのはこのカメラ。

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うわぁ、すごい。でもなんで未来に向けての展示の中にこいつが出てくるんだ??といつつも、しっかり写真撮ってるし。
サイドのふた開けたところ。

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そんで、ど迫力のレンズ。

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すごいな、重そうだな、ごっついなぁ。このカメラの周囲には年輩のおじさんが集って昔話に花が咲く咲く。おいおい、最先端技術を見に来たんじゃないの?
展示項目としては40あるので、結構細かく分かれていました。地上1、2階と地下(駐車場)が展示会場だったのですが、エレベーターでしか移動できないのが不便でしたね。でも建物が新しくなったので、ほっとしました(笑)。前はほんとーにボロかったんです。何が技研だって言いたくなるような、研究者が可哀想になるような建物でしたから(言い過ぎだって)。
ほら、こんなに立派になりました。

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私達が技研を出たのは11時半。まだまだ見学者は続々とやって来ます。うーん、みんなこういうの好きなんでしょうかねぇ。