金魚のはなし
子供の頃はたくさんの金魚を買って(すくって?)きては、たくさんの金魚にとって不幸な飼い方をしていたものだと思いますが、大人になって熱帯魚や水草レイアウトに魅せられてすっかり金魚のことを忘れていました。
それがこの夏偶然この”でめきん”に出会い、金魚を飼うことの楽しさを再発見しました。
金魚というのは熱帯魚(カラシンと水草みたいな世界?)などに比べるとずいぶん”大味”な気がしていたのですが、こうして飼ってみると人なつっこい感じは”魚”を越えていると思いました。
しかも(私は結構いい歳をしたおっちゃんなのですが)不覚にも銀ちゃんが大きな目玉を持て余しぎみにふりふりと泳ぐ姿を見て「かわいい!」などとうなってしまいました。
熱帯魚でも”オスカー”のように人になつくものもありますが、結構大きくなって大変になったりするわけで、魚を飼っていてどうも”コミュニケーション”という点で物足りないという方には金魚を飼うことをお勧めします。
ところで銀ちゃんですが、買った店では他の金魚に混じって一匹だけ無邪気に泳いでいるところを見つけました。
店では中国産の”銀出目金”と言われたのですが、帰ってきてから素性を調べるためにインターネットで”銀出目金”を検索したのですがまるで引っ掛かりませんでした。
で、急遽買ってきた金魚の飼育本(「金魚【飼い方・育て方】」白石光監修・写真)によると「パンダキンギョ」という中国産の銀と黒のチョウビ(尾びれがはばたく蝶のような金魚)系の金魚がどうやら銀ちゃんの正体らしいということがわかりました。
本には「一見出目金のようですが...」などと書いてありますが、これはどう見ても形的には出目金なわけで、金魚は奥が深いなどと思った次第です。(金魚も”コリドラス”みたいにややこしい雑種がたくさんいるのでしょうか?)
ともあれ、こうした魅力をお伝えするべくライブカメラを公開するに至ったわけですが、雰囲気は伝わったでしょうか?

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