2006年11月16日
遭遇
大体行き当たりばったりの散歩なので、行く手に何が待ち受けているのか分かりません。この日は荒川沿いに大島小松川公園という小高い山が見えたので、登ったらこの光景が飛び込んできました。
山の上の広場に鎮座する石の建築物。中には大きな歯車が見えます。水門?
旧小松川水門(正式には「閘門」と呼ぶらしい)だそうです。でも川は遥か下を流れています。こんなものをわざわざ山の上まで運んで保存するわけないし、元々ここで動いていたものなのでしょう。下まで扉が続いてたのか、それとも周囲が沈下したのか、なんとも不思議な場所にあるものです。
金網ごしに携帯突っ込んで撮影。奇麗な状態に見えますね。何の予備知識もなしにこういうモノに出会うと驚くと同時に、何やら楽しくなります。得した気分って感じでしょうかね。こんな出会いがあるものだから、いつも新しい道を求めてどこまでも彷徨い歩いてしまうのです。