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2005年3月29日
白猫
お彼岸の賑わいも去り、墓地には静けさが戻ってきました。明るい色彩の花があちこちに点在する様は、どうも落ち着かないな、などと思っていた時、この猫が木から降りてきました。しきりに転がったり足にまとわりついてアピールするところを見ると、どうやら遊んで欲しい様子。お彼岸が終わり、墓参りの人達が急に少なくなってしまって、祭りの後の物足りなさのようなものでも感じているのでしょうか。
ちょこっとかまったらなにやら夢中になって、一人で無我の境地に入ってしまいました。
そのまま放っておいて行こうとすると、階段を追いかけてきて「行っちゃうの?」って顔をする。こういう誘惑に関しては、やはり猫は凄いのです。
階段をだらだらと遊びながら登り切ると、猫は実にあっさりと去ってしまいました。こうなると、今度は人間の方がもっとかまって欲しくなるから不思議です。結局こちらが猫に遊ばれたのかな?